概要
制作
福井県高浜町
対象
高浜町住民全世帯
テーマソング
「赤ふん坊やの唄」:(作詞)田中通(作曲)余米昭二
振付け
松井浩(健幸運動コーディネーター)、(有)ヒューマンモア代表取締役
監修
野瀬啓一郎(理学療法士)JCHO若狭高浜病院
津原賢太(理学療法士) JCHO若狭高浜病院附属 介護老人保健施設
松本悠作(理学療法士) 高浜町保健福祉課 
代表インストラクター
松本悠作(理学療法士) 高浜町保健福祉課
津原賢太(理学療法士) JCHO若狭高浜病院附属 介護老人保健施設
主な利用場所
保育所・小学校・老人クラブ・高齢者サロン・町内交流イベントetc...
赤ふん坊や体操のビジョン

赤ふん坊や体操は4つの目的を通して、健康まちづくりに貢献します!!

1.郷土愛の醸成

赤ふん坊や体操は、小さな子どもからお年寄りまで無理なくできるよう簡単な振り付けで座ったまま行えるようにもなっています。
子どもの頃から高浜のキャラクターとテーマソングに多く触れ合うことで、当事者意識や主体性が生まれ、郷土愛が少しずつ醸成されていきます。
また、自らが関わった「コト」が町外または県外で評価されたり、賞賛される機会を持つことでさらに高浜町への誇りが生まれ、郷土愛が深まっていくと考えています。

2.子どもの発育

近年、子どもの体力低下や運動器障害が目立つようになり、日常生活で簡単に転倒したり、骨折するようになっています。特に6歳までの幼児期における運動は、健康な体・心を育む大切な役割があり、社会適応力や認知的能力なども養われます。
赤ふん坊や体操は、音楽に合わせた振付けや、バランス能力を重視した運動構成によって幼児期の子どもの脳や体の発達に良い影響がある体操として期待しています。

3.介護予防

要介護の原因に体力低下(老衰)、関節痛、転倒・骨折なども多く、それらは運動によって維持・改善できるとされています。赤ふん坊や体操には、予防に必要な下肢の屈伸運動や踵上げ、片脚立ちなどの筋力とバランス能力を複合した重要な要素をふんだんに組み込んだ構成になっており、何歳になっても赤ふん坊や体操ができればコケ知らず!と健康バロメーターの一つとして普及することを期待しています。

4.交流の創出

地域社会の再生の流れは、『地域のことは地域で』となっている中で、住民主体のまちづくりを進めるためには、地域の人たちが顔見知りであることが最も大切といわれています。高浜町にも多くのコミュニティが存在していますが、赤ふん坊や体操を通して、コミュニティ同士の触れ合いを創出し、地域の"つなぎ役"になることを期待しています。